図面の見方

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まず、「設計図書」について説明しましょう。設計図書はモデルルームに備えてありますし、置いてなければ閲覧を要請して見せてもらうことができます。
設計図書には、建築物の工事実施のために必要な肥種類以上の図面があります。さらに、使用する材料、施工方法など設計図に表せないことを文字で示した仕様書が必要になります。また、構造図に記救されたとおり、建物が想定される地震や強風、積雪、積救荷重など(雪、積戦荷重などの外力に対して安全であることを理論的に計算で示した構造計算書
なども含まれます。この内容をすべて理解して、マンションを購入することが望ましいわけですが、一般的にはとても難しい作業です。ですが、図面にある見慣れない文字や記号の意味を、大まかにでも知っておくことは大切です。
構造をしっかりチエック
マンションは、その建物の規模や価格、立地条件、建物の性能や耐久性、平面プランや設備などを考えて選択する場合がほとんどだと思います。特に重要なのは、そこに永く住む以上、建物の構造について最低限の予備知識を備えておくことです。
それには構造関係の図面チェックが大切です。マンションが丈夫でしっかりした地盤に、丈夫な構造で建てられているかどうかを見極めましょう。
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設計図書に含まれるもの
設計図害には、以下のものが含まれます。
設計図・・・建築概要書、面積表及び求積図、敷地案内図、配置図、仕上げ表、各階平面図、住戸平面図、断面図、立面図、矩計図、平断面詳細図、展開図、天井伏図、外構図、日影図、設備図、構造図、造り付け家具・キッチン・ユニットバスなどの詳細図など
仕様書・・・仕様概要書、電気・機械・空調設備等計画概要書など
その他・・・構造計算書、地盤調査書など

基礎と地盤・・・通常、建物の重量を支える基礎は、安定した支持地盤まで打ち込んだ杭長によって支えられます。釦.㈹m以上の深さに杭を打ち込んでいる建物は、軟弱地盤の上にあると考えてよいでしょう。
構造形式・・・地震や耐火性能を必要とするマンションの本体構造は、一般的に鉄筋コンクリート構造(RC)と鉄骨鉄筋コンクリート構造(SRC)であり、鉄筋コンクリート構造の建物は、壁式構造かラーメン構造となっています。壁式構造は基本的に5階建て以下の中低層マンションに多く、壁面や、天井面に出っ張りがないため、室内空間がすっきりとした感じに見えます。柱と梁で建物を支えるラーメン構造は、5.8階建て程度の中層マンションに多く、壁式構造と比較して、室内の間仕切り壁を自由に配置でき、リフォーム時にも自由度の高い平面プランニングが可能になります。しかし反面、壁面や天井面には、柱型や梁型が出っ張ることが多く、家具や設備などの配置計画に注意が必要になります。9階建て以上の高層、超高層マンションなどは、鉄骨鉄筋コンクリート構造の建物になっていますが、高層であるがゆえ、火災時の避難経路や防火区画など防災設備の関係と自分の住まう位置関係をしっかり図面で確認しておく必要があります。なお、メンテナンスやリフォームのしやすさを重視し、設備部分を切り離して考えたSI住宅(スケルトン・インフィル)の標準化が進められています。これは住戸内の自由度を増すために共用部分の「構造体・基幹設備」と専有部分の「内装・設備」を分離する工法です。図面を見る場合、二重床や二重天井、共用部縦配管の設置を確認してください。
パンフレットに添付されている平面図。これを読みこなすだけでも大変な作業だが、より詳しくマンションのことを知るには、モデルルームにある詳細な設計図書に目を通しておきたい

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